こんにちは、板橋区のピアノ教室、シュシュピアノルーム講師の神原笑見です。

 

今回は、電子ピアノの選び方について、私なりにお伝えしたいと思います。

 

一昔前と違い、アコースティックピアノを買うお宅は激減し、都内では電子ピアノが主流になっていると言ってもいいでしょう。

もちろんピアノ教師としましては、ピアノでしか出せない音色、タッチ、ニュアンスがありますので、できることならアコースティックピアノをお勧めいたします。

しかし、当ピアノ教室のある板橋区も、人口密度が高いエリアであり、住宅環境などが大きく影響し、なかなか難しいと理解しております。

 

そして昨今、電子ピアノの進化は目覚ましく、これもまた侮れません。

電子ピアノの普及のおかげで、ピアノへのハードルが下がったことも感謝しなければなりません。

 

ピアノランドの導入期ではピアノなしでもレッスンができます!

当ピアノ教室で使っている、ピアノランドメソッドの特徴として、すぐにピアノを弾かない第1段階があります。

その期間は個人差がかなりありますが、幼児さんの場合、およそ半年から1年程度です。その間はキーボードでも、ピアノなしでもレッスンができます。

(経験者や小学生以上の場合、この限りではありません。)

ピアノを弾く第2段階に入るころに、電子を含めてピアノをご用意していただくようにしています。

電子ピアノ選びの4つのポイント

電子ピアノ検討にあたって、私からお願いしているポイントは、次の通りです。

●卓上キーボードなどではなく、据え置き型の電子ピアノ

●88鍵あること

●ある程度鍵盤に重みがあること

●さらにあったらいい機能は、エスケープメント機能(鍵盤にカクッとしたポイントがあり、連打しやすい)です。

 

まずキーボードか電子ピアノかは、各メーカー呼び方の違いがあるのですが、私の認識では、キーボードは持ち運び可能なコンパクトな、軽いプラスチックの鍵盤のものです。

卓上ですと、姿勢にもかかわってきますし、のちにペダルを踏むことを考えると、据え置き型がいいと思います。

またキーボードは88鍵ないことが多く、その場合、真ん中のドがわからなくなることが多いようです。

 

そして一番大事なことは、なるべくピアノに近いタッチの重みのものを選んでいただきたいです。

というのも、軽い鍵盤で練習してレッスンに来ますと、「家でできたのに、レッスンでできない」など、ギャップが生まれてしまいます。

重みのある鍵盤ですと、タッチをコントロールして、ニュアンスをつけることも可能になります。

さらにいい電子ピアノは、いいピアノでたくさんの音をサンプリングしてありますので、それだけの価値があります。

電子ピアノのメリット

電子ピアノにもたくさんメリットはあります。

●コスト面、調律は必要なし。

●重量、スペースが少なくて済むので、マンションなどでも可能。

●ボリューム調整できるので、朝晩も練習ができる。

ここでポイント!

この時に、いいヘッドフォンで練習することです。

ダイレクトに耳に音が届き、小さな音で練習するより、ずっと効果的です。

ぜひお試しください♪

 

最後に、アコースティックピアノに消音機能を付けることも可能です。

タッチはそのまま、昼間は生音を聴き、夜間のみヘッドフォンで練習するという選択肢もあります。

どうぞ生活スタイルに合ったピアノをお選びくださいませ(^^)

 

シュシュピアノルーム(板橋区)では、ただいま満席につき、新規募集を停止しております。

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