こんにちは、板橋区のピアノ教室、シュシュピアノルーム講師の神原笑見です。
昨年、当ピアノ教室のメインテキストである、ピアノランドの著者である、樹原涼子先生の出版された「即興演奏 12のとびら」をレッスンで取り入れてみました!
大人の方には、オンラインでセミナーで好評だったのですが、小さい生徒さんはどうだろうと、慎重になっていました。
しかし、生徒さんに表紙や中身を見せて「こんな風に音楽が作れるんだよ」とつたえると、「やりたい!」という声が続出!!
その声を樹原先生にお伝えしたところ、特別に人数分サインしてくださったのです!
なんとお優しい(*^^*)
この本は、いきなり曲を作るわけではなく、ある枠組みの中で、気軽に思いつくままに音符を動かしていきます。
間違えはありません!みんな正解です♪
弾くたびに違うメロディーになってもいいんです。
それがアドリブ(即興演奏)なのです(^^)
始めてみると、思った以上にこれが楽しい!
お子さんの創造力は半端ないです!
みんな違うことを書いてきます。
毎回楽しみになりました♪
ここでいくつかご紹介しますね。
こんになにたくさんオノマトペを書いてきた小学1年生のJちゃん!
このあと、また思いついて書き足したんですよ(笑)
こちらは歌詞付きで、付点のリズムを上手く使って、曲が出来ました♪
ちょうど付点の曲に挑戦中の小学4年生のOくん。
書いて、弾いて、これは身につきます。
一番進んでいる小学3年生のI くん。
5つの音を選んで、五音音階で作りました。
音を5つに絞ることによって、漠然としたところから、ひらめきやすくなります(^^)v
こうして音遊びをしているようで、リズムや譜読み、音階、音楽の成り立ちを楽しく学べます。
自分で作った音型やリズムが、楽譜に出てくることがあります。
そんな時、ただ音符を弾くだけではなく、どんな気持ちで弾いたらいいか、作曲家に寄り添い、考えられるようになります。
そんなヒントが、ピアノランドにはたくさん散りばめられています。
話は大きくなりますが、2020年、教育改革が行われますよね。
これからの子供たちは、自分で考え、表現していくことが重視されるようになります。
音楽でも、ただ譜面通りに弾くだけではなく、作曲家の思いを汲みとる力、表現する力を養っていくことが必要になってくると思います。
即興演奏、ピアノランドメソッドを通して、これからの子供たちに、音楽の素晴らしさを自分で見つけられるように、お手伝いしていきたいです。
そして樹原先生に、生徒さんの様子をお伝えしたところ、とても喜んでくださいました。
そして私が「ここの小節ちょっと直さないと・・・」と言っていたら、
「小説線、なくてもいいんじゃない?」と先生。
ほーー!!!
拍子にこだわることもないんですね!
ピアノランドでは、初期から8分の6拍子や変拍子が出てきます。
初めから苦手意識を持たせないことで、すんなり入って行けます。
実際に、当ピアノ教室の生徒さんは、4拍子じゃないと弾けないということは、全くありません。
3拍子、5拍子が好きなんて子も多いです。
樹原先生は、小節線のない曲も作曲されています。
小節線を取っ払ってもいいのです。
割り切れないものってありますものね。
勉強になりましたm(__)m
こんなに楽しい教材を生み出してくださってありがとうございます!
私もまだまだアドリブは苦手ですが(笑)一緒に楽しく進めていきたいと思います♪
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